2013.03.11 Monday

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2012.08.05 Sunday

鳥の本。

 
庭仕事熱と読書熱の波は、わたしの場合いつも反比例。

暑過ぎて庭仕事熱が少し下がっている今、読書熱はぐんぐん上昇。

読んでも読んでも飽きないのはやっぱり梨木香歩さん。



この二冊でぐっと鳥に興味を持つようになりました。

今まではあ〜いるな、ぐらいだったのが、

なんの鳥だ?何やってるんだろう?何を考えてるんだろう?この鳥は渡るやつ渡らないやつ??

という感じで見つける度にわくわくしてしまう。

会社にあったツバメの巣ももっと観察しておけばよかったと後悔。

ドバトは近づいても逃げないので研究が簡単で、駅の広場に寄り道して観察したり。

誰に報告するでもない、自由研究が楽しい。



が、楽しい楽しいと本を読んで自由研究などしている場合ではなかった。

そういえば検定の申し込みをしてしまったので勉強しなくてはならない。

昔からテストとなると一夜漬けならぬ『その日漬け』だったわたし。

けっこう日が近いのにこれでいいのかと思いつつも手をつけていない。

そのくせ、落ちるときっとどよ〜んと落ち込むんだろうな。

立ち直りもまたばかみたいに早いのだけど。





2012.07.12 Thursday

懐かしい本と再会。


読みたい本があるときはとにかく夢中で、暇さえあれば本を開く。

仕事の行き帰りの電車の中、休憩時間、お風呂、家事が終わったあとのひとり時間。

しばらく読みたい本に出会えず読み返しばかりしていたけれど、最近は出会いがいっぱい。



先日古本屋さんで、『長くつ下のピッピ』と感動の再会。

刷られた日を見てみたら1964年!私が産まれていない頃に刷られた本。

時間を越えて、色んな人の手に渡り、今自分の手の中にあることに感激してしまう。

小学校の図書室、本棚と本棚に挟まれた空間の絨毯に寝転んで何度も何度も読んだ本。

三つ編みも帽子も、長くつ下もトランクも全部が憧れだった。



モンゴメリの小説も新訳版を読み直し。

ピッピもそうですが、子供の頃に読んだ本を大人になって読むと感じることがまた違う。

視点が変わるのかもしれない。

モンゴメリは翻訳者が違うので余計にそう感じて、同じ本なのに不思議な感じ。



『丘の家のジェーン』、昔読んだ翻訳者を調べてみると村岡花子さんという方で、

そのことに気づいていない時に偶然にも村岡花子さんの生涯を綴った本を買っていて・・・。

こういう偶然、どう考えてもご縁だなと思う。

数日の間に、(普段は使わないような)同じ単語や固有名詞が偶然何度も出てきたり、

全然違う入り口から同じことに行きついたりすることがたまにあって、

知らず知らずに引きつけられているのかなんなのか。


人でも単語でも本でも、出会いは大事にしたいもの。

人ならば会話をして、単語ならば調べられる限り調べて、本ならば開いてみること。






2012.02.27 Monday

遅れましてデビュー。

 
初体験続きの波に乗って、今日28歳にしてはじめての献血をしてきました。

以前にもトライしたけれど、体重不足と血が薄いなどでアウト。

なので今日のあたしはちょっぴり誇らしい気分なのである。

ついでにしてくれるらしい検査の結果もまた楽しみ。



これからもなるべく続けていこうと思う。



遅ればせのデビューはもうひとつ。

『しゃばけ』シリーズをやっとこさ読みはじめた。



これもまた出た頃に一度手をつけていたのだけど、

時代物に興味が持てなかったので頭に入ってこず、読み進められなかった。

本との相性ってほんとにおもしろい。

ダメだったものが好きになったり、その逆もあったり。

とにかく今は楽しんで読めていて、古本屋さんで揃えた続きを読みたくてわくわくの毎日。






2011.11.04 Friday

ゲンジツトウヒ。


きょうは、今は、この人のこの本でないとだめ、というかんじで本を選びますか。

わたしはだいたいそうで、

好きな本なら何度でも読み返せえるタイプです。

ここしばらく、精神的にざわついて(イライラ、敏感に。)たので、物語を求めて。

 

というか、物語に逃げ込んで、の方が正しいのかも。

映画でも本でもものすごく入り込む性質なので、

読み終わるともうその世界に行って来た気分で、いろんな綺麗なものを見てきた気分。

爽快感と疲労感。

その世界のどっかに、ざわざわしたもんは捨ててくるので現実逃避でもあり、

ちょっとしたセラピー(?)みたいな。

音楽を聞き返すとよく聞いていた時期のことを思い出したりするけど、本は違う。

毎回、読む度に感じることが違う。毎回、新しい体験。


『西の魔女が死んだ』
>パパは死んだら、もう最後の最後なんだって言った。もう何もわからなくなって
自分というものもなくなるんだって言った。もうなんにもなくなるんだって言った。

>ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ ヘ
 オバアチャン ノ タマシイ、 ダッシュツ セイコウ

『沼地のある森を抜けて』
>世界は最初、たった一つの細胞から始まった。この細胞は夢を見ている。
 ずっと未来永劫、自分が「在り続ける」夢だ。この細胞は、ずっとその夢を見続けている。
 (中略)生物が目指しているものは進化ではなく、ただただ、その細胞の遺伝子を
 生きながらえさせること。


こんかいのわたしはセイとシにはんのうしたようだ。
2011.10.12 Wednesday

寄り道。

 
一歩家を出ると、町内に金木犀の香りが漂っていてうれしくなる。

町内だけかと思いきや、電車で各駅停まる度にほわわ〜っと香りが入り込んできて、

通勤中動く範囲は全部金木犀の香りがしてた。

こういうところが街中と違うところ。気持ちが和らぐ。



乗り換えの時に、ふと見ると『たま駅長』の文字が。和歌山だったのか。



会いに行きたい気持ちをぐぐっとおさえて、出勤。

そして仕事帰りの寄り道でかわいいもの発見。

文庫本と入浴剤がセットになってる〜♪物語と香りのコラボだそうで。



大好きな森見さんの。普通には発売されないようなので購入。

ぱかっと開くと書きだしの部分があるので、おもしろそうかどうかも確認できちゃう。



読みたい本がなかなかなくて困ってたのでうれしいな。

32ページの短編なのであっという間に読み終えてしまうだろうけど笑。




2011.09.06 Tuesday

BOOKWORM

 
台風がゆっくりゆっくりと過ぎ、一週間ぶりの晴れ。

昼間の日差しはきついけど、すっかり秋の気候に変化していて、肌寒い。

ここ和歌山のわたしの住む場所より南の方は酷い被害を受けていて、

勤めてる会社にも支援要請やなんかが来ていました。行方不明の方が無事でありますように。



勤務初日からずっと雨の中通勤していたけれど、はじめての晴れではじめての景色。



てくてくてく。と、こんな道を歩いて通勤。なんて幸せなこと。



人にもほとんど出会わないので、歩き中と電車の中はずっと本を読んでいる。

少し前までは『乱暴と待機』。本谷有希子さんの本。人間くささ満載でおもしろかった。

その次は『太陽の塔』。今は『有頂天家族』。どちらも森見登美彦さんの本。

この人の書く話はほんとにかわいらしい。

わたしは偏屈が好きなのだな。登場人物の偏った面白さがくせになり、次々読みたくなる。

が、しかし。

この読書を楽しんでる移動時間が、一日にトータル2時間半もあるわけで、

その時間テキスト読めばいいんでないの。と今ごろ気がついた。

オモチロイオモチロイと小説を楽しんでる場合ではなかった。

ので、さっそく急いでテキストのサイズにカバーをダダダっと縫い、リュックに入れました。



明日からは、行きはテキスト、帰りは小説読んでよしということにします。

行きの電車でついつい小説を読んでしまう、なんてことのないように自制いたします。

他人様と比べ、その辺りの自制心がケタ外れに低く、意志が弱いと自負しているので、

『あんた結局小説ばっか読んでるやんか!』

と己で己を戒めないといけない日がきっと来るのでしょう。

仕事始めたばかりだもんねっ、いいよね〜などと甘えていてはいけないのだぞ、わたし。

あぁ、国から指令を出してほしい。『kanachi31よ、資格を取りなさい』と。

それくらいの強迫感がないとなかなかどうも。

どこまでもちびまるこちゃん人間だなぁわたしというやつは。















2011.05.12 Thursday

雨の日は糸を引く。


いやんなるくらい雨。

一日中読書。

久しぶりの江國さん。



江國さんの世界は、本当に雨の日によく合う。

静かで細やかで懐かしい。


目が疲れてきたので明日のパンを焼く。

黒糖パン。黒豆がお気に入りなのでぐるぐる巻いて。



本ばかり読んでいていいのなら、雨の日は好きだなと思う。

動く度に湿気で身体がもたつく気がする。

誰かに引っ張られてるような、納豆のように糸引く感じ。

そして雨の日はたいてい頭が痛いので困る。

土もいじりたい。

明日はどうか晴れますように。
2011.05.01 Sunday

本のお話。

 
きょうは雨が降ったり晴れたりどんより曇ったりと、せわしないお天気。

お散歩も行けず、出かける気にもなれないので、おうちで読書。



本を読む前に、わたしは必ず本をじっくり見る。※単行本に限ってだけど。

表紙や見返し、紐やなんかをまじまじと。

きょうはさくらももこさんの本。



見返しも。



カバーを外してみたら無地でシンプルな本がけっこう多いけど、

さくらももこさんのはいつもかわいらしい。

毎回、装丁にもはっきりさっぱりしている内容にも微笑んでしまう。



装丁について調べてみたら、

宝石を散りばめたものや、動物や爬虫類の皮を使ったもの、

筍の皮など植物を利用したもの、布を使ったものがあるらしい。

少々怖いのが、17世紀頃には人間の皮膚を使用したものもあったんだそうな。

わたしなら手に取っても手元が気になって中身に集中できそうにない。

筍の皮の本は少し欲しい気がする。
2011.04.25 Monday

読書熱。


またはじまった読書熱。

何かのリズムがあるらしい。今は上昇途中の八合目あたりか。


今読んでるのはこれ。

江國香織さんの『すきまのおともだちたち』。



小説、というのか、これは童話のような雰囲気がある。

江國さん独特の静かで柔らかい感じと少々の毒気。

読んでいたらもうその世界だなと思う。


これを読み終わったら、

次に読む予定なのがミヒャエルエンデの『モモ』。

小学校の図書館で読みませんでしたか。

あたしにとっては、はじめての「おとなみたいにぶっとい本」でした。



何年生のときに読んだのか覚えてないけど、

表紙のオレンジと細かい絵、挿絵もすごく印象的だった。

きのう古本屋さんで見つけて飛びついて買ったのだけど、

発行年を見てみたらなんと第二・1987年に刷られたもの。

24年も前に買った誰かの本が今わたしの手元にあるという不思議。

比較的きれいな状態なので大事にされてたのか、読まれず眠っていたのか。

想像するだけでなんだか頭の中はセピアな世界になる。

これだから本、好きだ。

2011.03.06 Sunday

雨の休日は。

 
本日は雨。

うっとおしい気もするけど、いざ降ると静かな感じがしていい。


おやつに、きのう作ったさつま芋のマフィンを。



紅あずまというやつ、鳴門金時ほど甘くはなく、程良くておいしい。

素朴な味に仕上がって大成功。久々のバターの味。




大阪にいた頃は、休みと言えば緑や海を求めて出かけてばかりいたけど、

越して来てからは求めずとも近くにあるので、ほとんど出かけず家にばかりいる。

夫はおひるね。わたしは読書。



ハルカさん。実在の人物がモデルになっているそうな。

分厚いけれど一気に読める。小難しくないので。


お料理や裁縫やとあれこれ手を出していたら、

未読のストック本がもう残り少ないことに気付いて焦る。

最後の本に達するまでにまた探さなくては。

今年の目標、年間180冊。いけるか。むりか?
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